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着物染色作家を目指している『たまご』が大きく羽ばたく日を夢見てます。*本文および画像の無断での転記・転載はお断りします。


by boomoon
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Un sogno si avvera

かなりご無沙汰してしまいました………
夏からずっと走り続けてる気がしております…

じっくりと、色々な経験を積んでいましたが、
その1つが形になりました♪


Un sogno si avvera_a0111447_059533.jpg



知り合いに頼まれて制作した来年の十二支のタペストリー
無事に百貨店の迎春催事に知り合いの方の作品と共に
並べていただけることになりました♪


文字のタペストリーがそれです…
抹茶地のタペストリーは蒔き糊で染め抜き
他の2つは真糊糸目での友禅染


まだ並んだだけで、このタペストリーを欲しいと思ってくださる方がいるのか…
不安もありますが、現状を楽しみ、次への糧に繋げていきます♪
# by boomoon | 2011-12-17 01:07 | 制作

Passare passato un po' di temp.

パソコンから更新しようと思いつつ…
なかなか時間が取れないままいたら、2ヶ月以上経過してた………

パソコンの電源自体、数えるほどしか入れてない…な( ̄▽ ̄;)





更新してない間……

バイトに制作に忙殺されつつも、
2週続けてliveに行ったりもして、少しは夏も満喫♪

けれども、暑さにやられて急性胃腸炎にもなったりして………
4日で4kg体重が落ち………

やっと最近、体力が戻ってきた感じ…



スカーフプロジェクト『染芸 雲ノ平』が本格的に始動して、
個人的に初めてきちんとした名刺を作って頂いた。

そして営業にまわるべく、現在、制作と新たな商品の試作に取り組み中


個人的に注文もいくつか頂いて、嬉しい悲鳴で今も忙殺中………


また改めて、近々更新予定( ̄▽ ̄;)
# by boomoon | 2011-09-02 03:21 | 四方山話

Proprio stile

3月11日に発生した東日本大震災…
いまでも余震が続き、日本のあちこちで地震が起きています…
東北地方はいまでも行方不明者がいて、復興には長い時間がかかりそうです……

あの大地震以来、私に出来る事…色々と私なりにしてきました。
といっても、大半は募金ですが…
ですが、その募金もまだプールされたままの状態だったり、
有効に活用されていないという現状もあるようです。

本来ならば、被災された方々に均等に…平等に… そう願うばかりです。

私は、染めを通じて、様々な職人さんとこれまで交流してきました。
数はそんなに多くはないけれど…
その職人さんたちの中には、あの大地震で被害に遭われた方もいます。
今までの仕事を通じて、被災地となってしまった地域の美味しい物や
美しい物、素晴らしい日本の文化と接してきました。

その中から、立ち上がろうと頑張っている職人さんやお店を紹介して
少しでも多くの方々に知ってもらい、興味を持ってもらって、 そこの商品を…………
そんな風にも思っています。


まずは、茨城県結城市のことを…

東日本大震災は東北地方の被害が甚大でしたが、茨城県結城市も
3月11日には震度5強を観測していました。

結城市 広報 PDF

結城市には、結城紬という伝統工芸があります。
国の重要無形文化財に指定されています。

元来は屑繭とされた真綿を紡ぎ、地機(いざり機)で織られる絹製品ですが、
現在は入金真綿という真綿を使用しているため、軽くて柔らかい風合いに
なっています。
この入金真綿の産地は福島県保原町
現在の伊達市が産地です。
冬はとても暖かく、軽いので、私もいつかは欲しいと思っているのですが、
着物はもう少し頑張って稼いでから…
それでも白生地くらいは、いくつか買えるくらいに1日も早く甲斐性と腕を
持ちたいと日々努力しているところです。


そして、もう1つの伝統産業が桐工芸品です。
桐は成長が早く、昔は女の子が生まれると庭に桐を植え、その子が嫁入りの時に
その桐で箪笥を作って嫁入り道具に持たせたなんて話もありますが、
軽くて、湿気を通さず、狂いや割れが少なく、発火し辛いという特徴が
あるそうです。

結城だけでなく、福島県の会津桐、岩手県の南部桐、長野の桐工芸品なども 有名です。
東日本大震災の数時間後に起きた長野県栄村の地震でも被害があったと
以前、見た記憶が…記事はこちら


修業時代には結城紬の問屋さんへ何度か行ったこともあったし、
今の職場で働くようになってから桐工芸品の職人さんと話をする機会が増え、
私にとっては親しみのある土地でもあります。

震災後、結城紬の問屋さんの御子息と話す機会があり、被災状況を伺うと
ブロック塀が倒れたり、瓦屋根の損傷が酷かったとのこと…。
「本当は、催事に来ている場合でもないのだけれど、穴をあけるわけには…」
そんな会話をしていました。

そして、昨日…仕事帰りに立ち寄った先で1年ぶりに桐工芸品の
職人さんにお会いすることが出来ました。

聞けば…4日間、水道、ガス、電気が止まっていたとか…。
とても不安な日々を過ごしたそうです。
ライフラインが復旧しても、家や仕事場の片付けなどで最短でも2週間は
仕事が出来ずにいたそうです。

桐工芸品の中でも、この時期一番の売れ筋は桐下駄。
けれども、新作の製造が間に合わなかったり、売れ行きもいまいち…。
「東北の被害に比べれば大した事はないのかもしれないけれど、今は
 自分の仕事のことが最優先で、なかなか余裕がね…」
口惜しそうにポツリとつぶやいていたのが印象的でした。

下駄にも色々な種類があり、下駄は下駄特有の履き方があるのですが、
現代では、それを知らない方も多いらしく…。
参考までに…

今は様々なデザインがあって、左右が決まっているものも多いですが、
下駄や草履は、元来 鼻緒が真ん中に付いていました。
鼻緒が真ん中に付いているということは、左右がないということでも あるのです。
人は歩き方に癖がそれぞれあり、左右でその癖が違ったりもします。
そこで、鼻緒を真ん中に付けて、左右と決めずに時折入れ替えて履くと
左右決めて履くよりも癖が付きにくく長く履ける…
そうして鼻緒が傷んだら、鼻緒だけ新しい物と交換する。
そんなことも出来るのです。

Proprio stile_a0111447_1654551.jpg


画像は2年前に購入した黒竹の皮を使った草履。
桐乃華工房の商品です。
現在、新宿・高島屋の10階で販売しています。
来週の火曜日6月28日の17時頃まで出店しているそうです。

桐下駄を見たついでに…〜がんばろう!日本 ガンバレ東北〜もぜひ!

あの津波の映像を見て、私が友人以外に真っ先に心配したのが、
中村家さんのことでした…。
海宝漬は、本当に絶品なんです 
これがあれば、おかずいらないってくらい…

今年は食べられないかな…と思っていたのですが、販売が再会されたと知って
嬉しくて嬉しくて♪
お給料が出たら、買いに行こうと思ってます♪


これからも不定期ですが、時々こうして日本の伝統文化や日本の美味しい物…
知ってる方もいるかもしれませんが、紹介して少しでも被災された地域の
復興の一助になったら…と思っています。
# by boomoon | 2011-06-23 16:09 | 想い

Notizia♪

染芸 雲ノ平

以前、このブログに掲載したスカーフプロジェクトのプロジェクト名が決定!
        ↓(記事)
       その1
       その2
       その3

現在、絶賛 受注販売中です

Notizia♪_a0111447_23514455.jpg

Notizia♪_a0111447_23515215.jpg

Notizia♪_a0111447_23512577.jpg



まだまだ柄数が少ないので、目下の目標は、もう少し柄を増やすこと…
他の作品を制作しつつ……取り組んでいるところ……
2つは、近日中に決定予定!

スカーフに関するご質問やご用命用にメールアドレスを作りました。
サイドバーにありますので、御用の方はぜひ☆
(2014年2月をもって活動終了致しました)
今後は個人でやっていきます

boomoonへの個人的な連絡はそちらでは受け付けておりませんので、ご了承ください…。
# by boomoon | 2011-06-18 00:05 | 告知

Introdurre

Introdurre_a0111447_12421076.jpg
慌ただしく
5月も
過ぎていき…
あっという間に
6月に突入…

以前に更新した
兄弟子の個展
Condiscepolo
私のブログを
見てくださった
方々からは、
→中央の帯が
一番人気☆

知り合いの
染屋さんが
お客様に
「所詮染め…」
と、帯について
いわれたと
かなり凹んで
いましたが、

着物上級者は
やはり染め帯で
楽しむんだな
と実感♪



ありがたいことに兄弟子 染師 麗さんの岩転狂仙人でも、このブログを紹介していただき、
リンクもしていただきました(^人^)

『新たなるライバル出現・・・』 と書いていただけました♪
麗さんは、私の師匠の最初のお弟子さん、私は最後の弟子になります
私が弟子入りした頃には、麗さんは既に独立されていました
ずっとずっと、私の先を歩いている方…

いつか師匠が「最初の弟子と最後の弟子が、どんな風に成長するのか楽しみだ」と
ポツッとこぼしたことがあったのを思い出しました…
1日も早く本当にライバルになれるように頑張ります!
# by boomoon | 2011-06-02 13:17 | 四方山話