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着物染色作家を目指している『たまご』が大きく羽ばたく日を夢見てます。*本文および画像の無断での転記・転載はお断りします。


by boomoon
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Fattura memoriale 5

話が途中になってしまったので、イレギュラーに、昨日の続きを…a0111447_15153145.jpg

昨日の制作後記で触れた
友禅机と骨豆の画像を
掲載してみる



ガラスが乗せてあるところが
くりぬかれている部分
私は左利きなので、
右側がくりぬかれた部分に
なっているが、
右利きの人は逆になる

a0111447_15143034.jpg
骨豆をするときは、
色挿し同様に、筆で柄の部分に
骨豆を施していく


染料は、自分の感覚で調整して
色を作っていくと書いたが、
この色の調整にも
経験値が必要で、

単純に黄色なら黄色の
染料だけを
使えば良いという
わけでもない…


黄色の染料の中にも赤味や青味があったり、紫などを入れる場合も…

先生は1000枚以上の着物を染めて、
ようやく思い通りの色を手早く作れるようになった
と仰っていた

そんな訳で、私もこの帯の挿し色を作った時は
結構な時間を要したし、出来る所まで作ったところで、最終的な明度や彩度の調整は
先生に見て頂いての最終調整となったのである…

こうして出来上がった挿し色を骨豆した白生地に色挿ししていく


よろけ縞は1本1本、丁寧に筆で色挿しし、花の部分は片羽刷毛という刷毛で
ぼかしを入れる
が、ここでついつい甘えが顔を覗かせた…

筆で1本1本のよろけ縞を着彩していくと、
お太鼓〜タレの場合は1本に20分ほどの時間を要してしまう
未熟故に時間がかかってしまうのだ…

この制作には、期限があり、それがギリギリだったために、
私は早く色挿し出来る方法を選び、
筆ではなく、挿し刷毛で色挿しをしてしまった…

挿し刷毛を使い慣れていないがために、糸目から染料がはみ出してしまったり…
生地裏まで、しっかりと染料が浸透しなかったり…
時間がないという理由で、丁寧な仕事をしなかったがために、
雑になってしまったのだった…

この失敗で、また1つ学んだ…

柄の部分全てに色が入ると、色挿しの作業は終わり、次の工程へと進んでいく。


つづきは、また来週…

*本文および画像の無断での転記・転載はお断りします。
なにぶん ワタクシ『たまご』ですので…
本文の内容に誤りのある可能性があることをご了承下さい。

by boomoon | 2009-03-19 15:55 | 制作